「思い出に残る成人式を」 町教委と商工会青年部がタッグ フォトスポット設置や記念品プロデュース

【成人式で会場に設置されるフォトスポット(町役場提供)】

【度会郡】南伊勢町の成人式が13日、同町村山のふれあいセンターなんとうで開かれる。「新成人の思い出に残る成人式にしよう」と、町教育委員会と同町商工会青年部がタッグを組み、フォトスポットの設置や記念品のプロデュースなど初めての企画に取り組んだ。町教委の中村一裕さん(27)は「新成人の皆さんに笑顔で楽しんで帰ってもらいたい」と話している。

本年度の新成人は112人。町教委が青年部に相談し、昨年11月から「先輩から後輩へ」をテーマにした取り組みがスタート。町教委は写真撮影を楽しんでもらい、会員制交流サイト(SNS)で活用できるようにフォトスポット設置を企画した。

中村さんの同級生で、名古屋芸術大学の助手として勤務する城里奈さん(28)=同町迫間浦出身=にデザインを依頼。城さんは町をイメージし、特産物のタイやミカンなどをモチーフにした九種類の布製バナーと、円形で直径20センチの木材のボードを使ったモビール八本を作製した。当日は会場入り口に設置する。

同青年部は記念品を担当。同町が「おいしい町」として知られることから、ストーリー性のある町の特産品を探し、ヤマ加商店の「花かつお」、庄下糀屋の「万能糀」、mellowの「パンケーキミックス」、マサヤの「でこたんようかん」、南勢養鶏の「鯛たまごスープ」の五品を詰め合わせた。

特産品の紹介文とともに、「貸しは忘れろ。借りは忘れるな」「どこに行ってもあなたは南伊勢の宝」などと、青年部からの「魂のメッセージ」も手書きで添えた。

加藤豊也部長(42)は「南伊勢町の良さを社会に羽ばたいていく新成人に発信してもらいたい」と話した。