熊野の遊木漁港 サンマ今季初水揚げ 漁船2隻、計1.2トン 三重

【水揚げされるサンマ=熊野市遊木町の遊木漁港で】

【熊野】三重県熊野市遊木町の遊木漁港で8日、今季初のサンマの本格的な水揚げがあった。棒受け網漁で、サンマ漁船2隻が計1・2トンを取った。

7日午後7時半ごろ、「第一開吉丸」(9・9トン)と「長栄丸」(14・7トン)が同港を出港し、三重、和歌山県境の新宮沖約8キロの漁場で取った。

開吉丸乗組員の久下聡士さん(50)は「昨年末に漁に出たが取れなかったので、取れてうれしい」と笑顔。熊野漁協副組合長で長栄丸船主の濱中一茂さん(52)は「小ぶりの魚体もあるが、取れてよかった。今後も続いてくれたら」と話した。

市場では競りが開かれ、同市新鹿町の干物製造業「魚作商店」が1キロ1212円の最高値で競り落とした。

熊野漁協によると、熊野灘でのサンマ漁は10月から翌年5月まで解禁される。例年、11月初旬から12月に初水揚げされ、ピークは2月ごろまでという。