津市、江戸橋配水管取り付け入札 資格のない業者が落札 工事請負契約を無効に 三重

【陳謝する松下水道局長(左)ら=津市役所で】

【津】三重県津市は7日、水道局が発注した工事の一般競争入札で入札参加資格のない業者が落札したとして、工事請負契約を無効にしたと発表した。次点の業者と改めて工事請負契約を結ぶ方針。工期に影響はない。

市によると、無効となったのは新しい江戸橋に配水管を取り付ける工事の請負契約。予定価格は5430万2400円で、18の事業者が参加し、津市白山町川口の土木業者「西川組」が落札した。

この工事は昨年11月5日に公告、同29日に開札された。西川組は工事の出来栄えが基準を下回ったため、昨年9月22日―11月21日まで指名停止となり、公告日の時点で入札参加資格がなかった。

この工事を担当した職員は、開札日に指名停止期間が終了しているため、西川組にも入札参加資格があると誤って判断。契約締結後の今年1月4日に別の職員からの指摘で、入札参加資格がないと判明した。

また、市はこの工事で、水道管を橋に取り付ける部品の設計単価を実際よりも高く設定していた。昨年12月28日に参加業者からの指摘で発覚。部品の単価を修正し、次点の業者との契約を変更する。

松下浩己水道局長は市役所で記者会見し「関係者にご迷惑をお掛けして申し訳ない」と陳謝。「チェック体制を強化し、複数の職員で入札手続きを確認することで再発防止に努めたい」と述べた。