四日市・加富神社 餅焼きで無病息災願う 150年以上続く伝統行事 三重

【鏡餅(手前)を焼きながら、かがり火にしめ飾りを投げ入れる参拝者ら=四日市市波木町の加富神社で】

【四日市】三重県四日市市波木町の加富神社(加藤六十二・北澤幹夫氏子総代)の氏子有志と同市貝家町、波木町自治会(村木正一・伊藤頼夫会長)は7日、150年以上続く伝統の「鏡餅焼き神事」を同神社で実施し、家内安全と五穀豊穣を祈念した。

神事は、年頭に神官が約250軒の氏子宅を回って神棚をおはらいする神棚祭から始まり、7日朝、氏子らは薄く切った鏡餅としめ飾りを手に同神社に詣でた。

氏子らは、境内中央の直径約3メートルの穴にたかれたかがり火にしめ飾りやお札を投げ入れ、無病息災を願いながらおき火で餅を焼き、手をかざして暖を取りながら、年始のあいさつを交わし合っていた。

同市波木町の水谷那智子さん(73)は「嫁いできて50年、毎年欠かさず参拝するおかげで元気です」、北澤氏子総代(75)は「地域交流の場でもあり、絶やさず次世代に引き継ぎたい」とそれぞれ話していた。