津 水墨画家・奥山さんが寄贈 久居ふるさと文学館で作品展 三重

【奥山氏の水墨画が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の久居ふるさと文学館2階ギャラリーで】

【津】三重県津市久居東鷹跡町の久居ふるさと文学館は5日、同館2階ギャラリーで寄贈作品展「奥山雄渓 水墨画の世界」を開いた。地元を拠点に活動する水墨画家の奥山雄渓氏(97)=同市久居小野辺町=が昨年同館に贈った作品など10点を展示している。20日まで。火曜日休館。

奥山さんは津市出身で水墨画歴は50年を超え、これまでに全国公募展最高賞などを多数受賞。昨年9月同館や久居地区の中学校などに作品を寄贈した。

展示は同館が企画。雪に覆われた畑から望む富士山を縦の構図でとらえた「厳雪富士」など同館に贈られた9点と平成21年の全国公募展で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した「羅漢像」(白山総合文化センター所蔵)の計10点で雪や石、水などの質感を墨のみで表現した奥行きある作品が並んでいる。

奥山氏は「一堂に展示してもらえるとはお正月早々ありがたい」と喜ぶ。同館では「水墨画の白と黒の世界と奥山さんの活躍を多くの人に知ってほしい」と話していた。