風景や静物画38点 玉城町で野村さん油絵展

【色彩豊かに描いた風景画と野村さん=玉城町宮古のギャラリーボナールで】

【度会郡】鳥羽市若杉町の画家で絵画講師の野村昭輝さん(76)の油絵展が、玉城町宮古のギャラリーボナールと同町勝田の地場産品販売処「城」で開かれている。14日まで。

野村さんは鳥羽、志摩市や近隣地域に出掛けてその場で絵を描く「現場主義」をモットーに、58年間で2866点を制作。「深呼吸のできる風景」をテーマに各地の自然を切り取り、楽しみながら制作に取り組んでいる。

ギャラリーボナールには、昨年描いた75点の中から風景画や静物画38点を展示。作品はさまざまな技法を駆使し、ペインティングナイフだけで仕上げたという。

鳥羽市佐田浜に停泊する巡視艇をさわやかな色彩で描き上げた80号の大作や、暑い夏の日にこうもり傘をさしながら描いたハマボウの群生、神秘的な夕暮れの情景を表現した「鳥羽湾6時半」などが並ぶ。

野村さんは「皆さんに作品を見てもらえるのがうれしくて今まで続けてこられた。スマホなどを見る機会も多いが、もっと自然に目を向け自然の素晴らしさを感じてもらいたい」と話していた。