四日市の女児傷害致死・遺棄事件 ペルー人被告が控訴 三重

三重県四日市市で平成29年8月、内妻の連れ子であるナガトシ・ビアンカ・アユミちゃん=当時(6つ)=がアパート駐車場の車内に遺体を遺棄されていた事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われ、津地裁で懲役9年6月の判決を受けたペルー国籍の四日市市大治田三丁目、無職トクダ・バレロ・フェルナンド・ホセ被告(37)の弁護側が、判決を不服として名古屋高裁に控訴した。控訴は昨年12月26日付。

判決によると、トクダ被告は29年8月16―20日ごろまでの間、自宅アパート居室でアユミちゃんに暴行を加え、外傷性ショックにより死亡させた。また29日にかけて、遺体を箱詰めして鍵をかけるなど隠匿し、アパート駐車場に駐車した車に運び入れて遺棄した。

公判はアユミちゃんに対する傷害致死罪の成立が争点となり、判決は「被告人の暴行以外の原因で負傷した可能性は想定できない」と判断。弁護側はアユミちゃんのけがの理由について、「階段から転落した」として、傷害致死罪について無罪を主張していた。