
【熊野】三重県の河上敢二熊野市長は4日、市役所で年頭記者会見に臨み、「市民の皆さんの意見に耳を傾けながら、施策の推進に当たっていきたい」と抱負を述べた。
人口減少や高齢化が進むことに触れ、「従来通りではなく、いろいろな取り組みを大胆に進めていきたい」と話した。
市の課題については「働く場の創出が一番。福祉や子育て支援の充実、防災対策などにもしっかりと取り組んでいきたい」と語った。
今年で世界遺産登録15周年を迎える熊野古道について「15周年を機に観光客を集めるための取り組みや予算などについて検討している」と話した。
ふるさと納税についても触れ、1月4日現在、申し込み件数が昨年より118件多く、寄付額が約2千万円多い1億6千万円を見込んでいると説明した。