消費増税延期を 首相神宮参拝 参道から期待と注文 三重

【参道に集まった大勢の人と触れ合う安倍首相=伊勢神宮内宮で】

第2次政権発足後、7回目となる安倍首相の年始の伊勢神宮参拝。今年も安倍首相は参道で大勢の参拝者と握手やハイタッチをして触れ合った。歓迎ムードが広がる一方、参拝者からは10月に控える消費増税の延期を求める声などが上がった。

4日午後1時ごろ、内宮の参道や宇治橋周辺は安倍首相の参拝を知った大勢の人たちで埋め尽くされた。安倍首相が内宮の宇治橋を渡ると、参拝者は歓声を上げたり、国旗を振ったりして出迎えた。

安倍首相とハイタッチをした名張市のバス運転手坂本伝さん(63)は「4日なので参拝に来るかと思ったが、こんな間近で見られるとは」と興奮した様子。ただ「これから年金生活に入るので消費増税はやめてほしい」と語った。

「消費税に限らず、税を安くして」と求めるのは津市の会社員鈴村章代さん(50)。安倍首相を見て優しそうな印象を持ったといい「子どもの代まで安定して年金が支払われるような仕組みを作ってほしい」と話していた。

外交に注力してほしいとの声も。将来は米国で働くことを夢見る大阪府堺市の泉ひかりさん(24)は「安倍首相には、これからもトランプ大統領と良い関係を築いてもらえるよう外交手腕に期待したい」と語った。