心安らぐ大かがり火、伊勢神宮参拝で年越し

燃えさかる大かがり火=伊勢市の伊勢神宮外宮で

【伊勢】伊勢市の伊勢神宮内宮と外宮で31日夜から1日早朝に掛け、恒例の年越しの大かがり火がたかれ、新年を待つ大勢の参拝者が暖を取った。

大かがり火は神宮林の間伐材を組み上げ、内宮の参道に1カ所、外宮では2カ所に内宮より一回り小さいかがり火を設置。全国の崇敬者でつくる奉仕者団体「日本青伸会」が昭和21年から毎年、無病息災などの祈りを込めている。

白装束姿の奉仕者が火をともすと、かがり火は勢いよく燃えだし、参拝者は手をかざして暖を取ったり、餅を焼いたりしていた。

京都市北区の会社員安川亮さん(26)と友人の高校生津山真依さん(18)=同市伏見区=は「このかがり火を見ていると心が安らぐ。何も考えられず、ずっと見ていられる」と語り、和歌山市の小山智美さん(59)は「自分にとって何か良いことが見つかる。(新年は)そんな一年になる気がした」と話していた。