運転手にてんかんの疑い 三重・紀勢道のバス事故

紀北町便の山の紀勢自動車道下り高丸山トンネル内で11月、「ラビット急行」(静岡県浜松市)が運行する観光バスの男性運転手(46)が運転中に意識を失った事故で、男性運転手が事故後の精密検査で「焦点性てんかんの疑い」と診断されていたことが、国交省中部運輸局への取材で分かった。県警は診断と事故の関連について調べる方針。

事故は11月15日午前10時35分ごろ、男性運転手が意識を失い、蛇行してトンネルの左右側壁やラバーポールなどに接触。異常に気付いた乗客2人がハンドルとブレーキを操作し、停車させた。運転手を除く乗客ら34人にけがはなかった。

同社は12月11日に事故原因などを記した自動車事故報告書を国交省に提出したという。県警はてんかんによる発作が事故につながった可能性もあるとして、正式な診断書の受理を経て道交法違反(過労運転等の禁止)の疑いを視野に調べる。