三重の11月求人、1・69倍 前月と同じ、高水準維持

三重労働局が28日に発表した11月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・69倍で、10カ月連続で1・69倍以上の高水準を維持した。雇用情勢は「引き続き改善する中、求人が求職を大幅に上回って推移している」と3カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前回から2つ下げて14位。有効求人数は前月比0・2%(81人)減の3万8553人、有効求職者数は0・1%(19人)減の2万2854人。新規求人倍率は2・58倍で、前月を0・17ポイント上回った。

産業別では、卸売業・小売業(前年同月比29・1%増)や宿泊業・飲食サービス業(21・3%増)の新規求人の増加が目立った。製造業は14・6%増の1980人だった。県内に9カ所ある安定所のうち8カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は雇用情勢の判断を据え置いた理由を「求人が堅調で高止まりしている一方で、求職者も下げ止まっている」と説明した。