<冬の主役>サッカー男子・四日市中央工 悲願の単独優勝目指す 

【サッカー男子・四日市中央工】

【サッカー男子・四日市中央工】
第70回大会で帝京(東京)と同時優勝、第90回大会で準優勝した強豪が3大会ぶりに全国高校サッカー選手権に戻ってくる。今年の県予選は5試合27得点無失点。攻守で抜群の安定感を見せた。

年代別代表の経験があるサイドアタッカー和田彩起(2年)を始め攻撃陣を中心にタレント豊富。推進力の高いドリブラーの森夢真(2年)、177センチの高さを生かしポストプレーも非凡な田口裕也(2年)ら逸材がそろい、攻撃的なサッカーが仕掛けられる。

最終ラインは山本龍平主将(3年)が統率。来季J1昇格の松本山雅FCへの入団が内定している選手。対応能力にも優れており、昨季まで攻撃陣の中心だったが今季はセンターバックを務め、高い身体能力、適切なカバーリングでチームの危機を何度も救った。

地元インターハイ出場が懸かる今年春の県高校総体で初戦敗退。夏場、練習試合を多くこなし、試合勘を養った。樋口士郎監督は「先に失点するもろざもあったが、9月以降悪い時間帯も守備で我慢できる力がついた」と話し、成長の跡を感じている。

1995年からチームを率いた樋口監督は今大会限りの勇退を表明している。「感傷めいたものはない。いかに勝って、選手を乗せられるか。秋田商との初戦のことしか考えていない」と話すが、選手たちの思いは別だ。山本主将は「監督が成し遂げていない単独優勝を目指したい」と恩師に捧げる優勝を誓う。