芝博一参院議員、立憲入党へ 岡田衆院議員は「現時点ではない」 三重

【記者会見で「立憲に入党するつもりはない」と述べる岡田衆院議員=川越町で】

芝博一参院議員(三重選挙区)が立憲民主党に入党する方針を固めたことが21日、関係者への取材で分かった。三重1区の前衆院議員、松田直久氏も入党する見通し。来年2月にも立憲の県連を設立する方針で、県議らに入会を呼び掛けている。一方、中川正春衆院議員(三重2区)は衆院会派の「無所属の会」が解散したことを受け、無所属のまま立憲の会派に合流する意向。岡田克也衆院議員(三重3区)は「現時点で入党するつもりはない」とし、衆院会派の態度は明らかにしていない。

県内選出の旧民進党系国会議員らは、昨年10月に結成した立憲には入党せず、野党議員らでつくる三重民主連合を軸に野党結集を呼び掛けてきた。立憲に入党する県内選出の国会議員は芝氏が初となる。

関係者によると、芝氏は20日付で三重民主連合の県議らに文書を郵送。衆院会派の「無所属の会」が解散して立憲の会派に合流すると紹介した上で、自らは25日に入党すると明記した。

また、文書は「県連組織の設立を熱望する県内の議員や関係者の声に応える」として、立憲の県連を立ち上げると説明。来年2月2日に設立総会の開催を計画しているとし、県連への参加を呼び掛けている。

県連への参加を求められた旧民進党系会派「新政みえ」などの県議からは「現時点で入党する予定はない」との声が多くを占める。「十分に検討したい」「同僚議員らと足並みをそろえたい」との声もある。

県連が発足しても、来年の統一地方選や参院選に向けた活動は三重民主連合が主軸となる見通し。芝氏の文書は「県連への参加と来春の統一地方選の公認・推薦は直接連動するものではない」と記している。

芝氏が入党の方針を固めたことで注目されるのは、岡田氏や中川氏の対応。両氏が所属する「無所属の会」は解散し、少なくとも中川氏ら6人の議員は立憲の会派に合流することを決めている。

岡田氏は21日に川越町で開いた記者会見で、衆院会派を巡る自らの態度について「自分では決めているが、(無所属の会の)代表なので全員の去就が明らかになった上で申し上げる」と述べるにとどめた。

自らの入党は「そのつもりは全くない。入党すると国民民主党が置き去りになってしまう。間に立つ気持ちがある」と述べた。「無所属の会では『会派や入党は皆さんで選ぶように』と言った」と語った。