鳥羽水族館 パラオオウムガイ 初の赤ちゃん誕生 三重

【鳥羽水族館で20日にふ化したパラオオウムガイの赤ちゃん】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館は21日、深海生物パラオオウムガイの赤ちゃんが2匹誕生したと発表した。赤ちゃんの誕生は初めて。19、20日に相次いで卵がふ化した。「古代の海」ゾーンのオウムガイ卵水槽で展示している。

パラオオウムガイは、南太平洋のパラオ諸島近海の水深50―600メートルに生息。オウムガイの中では最大級(約20センチ)の大きさに成長する。今回生まれた赤ちゃんは直径約3センチ、性別は不明。同館ではパラオオウムガイの飼育は途絶えていたが、昨年10月、26年ぶりに飼育を再開した。

飼育担当者は初めて卵のふ化に成功した理由について「産卵に適した水温が分かったため」と説明する。パラオオウムガイは普段水温15―17℃で生息するが、産卵時は20―21℃が良いという。

担当者は「まだふ化しそうな卵がたくさんあるので、ベビーラッシュを期待する」と話している。