移動可能な小型授乳室 県民交流センターに設置 トリム、三重県と協定

【完全個室のママロ=みえ県民交流センターで】

子育て支援サービスを手掛ける「Trim(トリム)」(横浜市)が20日、三重県津市羽所町のみえ県民交流センターに移動可能な小型授乳室「mamaro(ママロ)」を設置した。授乳やおむつ替えなどで自由に利用できる。県有施設への設置は全国で初めて。

授乳室は幅180センチ、奥行き90センチ、高さ200センチで完全個室。ソファに座って授乳やおむつ替えができる。トイレ内に設置していないため、母親だけでなく父親も利用できる。利用時間は1人最大20分。同社が提供するアプリで空き状況を確認できる。

県はママロの設置に合わせて同社と子育て支援で連携する協定を締結。災害発生時に避難所でのママロの活用や、ママロの壁面への県産木材の使用などを検討する。センターで鈴木英敬知事と長谷川裕介社長が協定書に署名した。

鈴木知事は「子育て世代が外出しやすい環境や避難所でママロが使えるかを一緒に研究していきたい」と述べた。

長谷川社長は「お母さんが外出するのは大変。普及することで少しでもお役に立てればと思う」と語った。

協定締結式には県内の親子約10組も参加。見学した母親は「明るくてすごくいい。広くてゆっくり授乳できそう」と話した。