児相、医療費負担額誤る 2人過剰徴収、1人不足 三重

三重県は18日、北勢児童相談所(四日市市)が医療型施設に入所する3人の障害児に誤った受給者証を交付していたと発表した。医療費の自己負担額を誤って記載し、県が徴収した医療費に過不足が生じた。児相は保護者に謝罪し、年内にも過不足分を調整する。

県によると、保護者の負担上限に「1月あたり4900円」と記載するところを、2人は「5480円」、残る1人は「ゼロ円」と記載。これにより、1月―9月までに計6380円を過剰に徴収したほか、2万9400円の徴収不足もあった。

受給者証を作成した児相の担当者が認識を誤ったことが原因。3人が入所する公立の施設を基準に負担上限を記載しなければならなかったが、民間の施設だと勘違いして誤った金額を記載した。「ゼロ円」と入力したのも担当者の入力ミスだったという。

受給者証の更新に関する作業で誤りが発覚。県庁の職員が受給者証に関する情報を児相から受け取って管理システムに入力したところ、誤りに気付いた。全ての児童相談所が交付した過去3年間の受給者証を確認したが、他に誤りはなかったという。

児相の担当者は県の聞き取りに「確認不足だった。申し訳ない」と話しているという。県は「児相には制度をしっかり周知し、確認作業を徹底させる。受給者証を交付する際の決裁に負担上限額の一覧表を添付するなど、再発防止に努める」としている。