三重県 指定文化財新たに4件 龍華寺「絹本著色仏涅槃図」など 保護審が答申

【絹本著色仏涅槃図(三重県提供)】

三重県教委は18日、龍華寺(松阪市)の「絹本著色仏涅槃図」を有形文化財に、伊賀市内の3地域の神社に伝わる「かっこ踊り」を無形民俗文化財に指定するよう県文化財保護審議会から答申を受けたと発表した。

龍華寺の「絹本著色仏涅槃図(ねはんず)」は縦110・6センチ、幅85・4センチの絵画で、釈迦(しゃか)の生涯が描かれている。鎌倉中期までに制作されたと考えられ、県内でも古い作例として文化的価値が評価された。

かっこ踊りは胸に鞨鼓(かっこ)と呼ばれる太鼓、背中に飾りを付けて踊る伝統芸能。伊賀市では広く伝わるが、日置神社(同市下柘植)の神事踊、陽夫多神社(同市馬場)で奉納される「大江の羯鼓踊」、比自岐神社(同市比自岐)の祇園踊の3件が答申された。

県教委によると、県文化財保護審議会が17日に答申した。来年2月1日の県教委定例会で答申通りに決定された場合、県指定文化財は600件となる。