毒持つ疑いのある魚販売 残りの購入者判明 三重

三重県大台町のスーパー「味彩館キッチン海ものがたり」が誤って毒のあるソウシハギとみられる2匹の魚を「カワハギ」として販売した問題で、県は13日、未回収だった残り1匹の購入者が判明したと発表した。

県によると、玉城町の住民が購入。11日午後6時ごろに鍋で料理し、家族3人で食べた。新聞を読んで気付き、12日午後6時ごろ店に連絡。3人の体調に異常はないという。

県水産研究所は店が仕入れた3匹の魚は「ソウシハギの可能性が高い」とし、遺伝子検査で種類を確定させる方針。食後半日―1日で発症するため、3人に健康被害が出る可能性は低いとみている。

鈴木英敬知事は13日のぶら下がり会見で「毒を持っている疑いのある魚が販売され、消費者の口に入ったことは遺憾」と述べ、出荷した福井県側に調査を依頼していると明らかにした。

同店は11日、松阪市の市場からカワハギとして3匹を入荷し、うち2匹を販売した。その後、ソウシハギの疑いがあると感じた従業員が松阪保健所に連絡。購入した2人のうち1人は同日中に判明していた。