尾鷲賀田港の廃船撤去完了 三重県が行政代執行

【尾鷲】三重県は13日、尾鷲市曽根町の賀田港一帯に放置されていた廃船の撤去が完了したと発表した。

平成26年から新宮市の男性が中古船を販売目的で持ち込み放置されるようになった。油の流出や津波で船が民家に流される危険のため住民らから撤去の要望もあった。

所有者に対し港湾法に基づき撤去を命令し、行政代執行法に基づき戒告書を交付したが改善されず、10月に行政代執行に着手した。

県土整備部によると、所有者らが3隻を撤去し、委託業者が24隻撤去した。船を解体する野積み場の土に油が浸透し、産廃として処理したため、撤去費用は当初の見込み額4700万円から6679万円に増えた。