シャープ雇用企業寄付金 被災地へ振り込み 三重県知事会見

【ぶら下がり会見に臨む鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は11日のぶら下がり会見で、後援会が亀山市のシャープ亀山工場で雇い止めをされた外国人労働者を雇用していた会社や系列の役員から受け取っていた寄付金の全額を、西日本豪雨の被災地などに寄付したことを明らかにした。

西日本豪雨で被災した広島、愛媛、岡山の3県に日本赤十字社を通じて150万円、北海道胆振東部地震の基金に50万円を寄付。東日本大震災の遺児を支援する基金を設ける宮城、岩手、福島の3県にそれぞれ50万円を送った。10日に振り込んだという。

鈴木知事は8日の緊急記者会見で、後援会への寄付について「法令上は問題ない」としつつも「道義的な点から返還に相当する対応をしたい」と説明。返還すると公職選挙法が禁じる寄付行為に当たる恐れがあるため、慈善団体などに寄付する考えを示していた。