三重県、キッコーマンと連携 県産食材の魅力発信 東京で料理提供

【三重県産食材の魅力を伝える鈴木知事=東京・有楽町のキッコーマン ライブキッチン 東京で】

三重県とキッコーマン(東京)は10日、東京・有楽町のライブ型レストラン「キッコーマン ライブキッチン 東京」で、県産食材を使ったコース料理などを提供する連携企画「三重県タイアップ」をスタートさせた。レストランは、東京五輪のスポンサーであるキッコーマンが手掛け、先月1日にオープンした。全国の自治体とタイアップし月替わりでコース料理を提供する予定で、12月は三重県とタイアップする。

県は、県産食材の販路拡大を目指し、東京五輪スポンサーとの連携に取り組んでおり、スポンサーの情報発信力を生かし、国内外の人々に県産食材の魅力を発信したい考えだ。初日となる10日には、メディア関係者を招いた発表会を開催し、県産食材やコース料理を紹介した。

コース料理は、伊勢えびや松阪牛、結びの神など10品目の県産品を使用し、仏料理「クイーン・アリス」の石鍋裕さんと、鉄板料理や豆腐料理「うかい」の紺野俊也さんがタッグを組み開発した。「三重県タイアップ」では、シェフによる県産食材の解説や調理の実演を楽しみながら、コース料理を味わうことができる。

キッコーマンの三村昇常務執行役員は「お客様からは、料理ライブの新しさと楽しさに好評をいただいており、SNSでの書き込みも増えている。新しいスタイルのレストランとして情報拡散を図り、外国の方々にも広く利用してもらいたい」と語った。鈴木英敬知事は「東京五輪に向けて首都圏での県産食材の販路拡大に力を入れており、今回はその取り組みの一環。これまでの取り組みから、販路拡大には食材のストーリーを伝えることが重要だということがわかった」と語り、会場で県産食材を披露しながら、特徴などのストーリーをアピールした。コース料理を開発した2人は、料理の実演を行い、「三重県の恵まれた自然をイメージしていただき、自然の中で育まれた食材を使った料理のできたてを音、香りなどとともに、味わっていただきたい」と述べた。

「三重県タイアップ」は26日まで。完全予約制で、インターネットの予約専用ページで受注する。