三重県内10―12月景況 3期連続で「上昇」超 津財務事務所

三重県の津財務事務所は11日、10―12月期の景気予測調査結果を発表した。「景気が上昇している」と答えた企業から「下降している」と答えた企業を差し引いた景況判断BSIは4・8と3期連続で改善した。

調査は県内に本社を置く資本金1千万円以上の企業を対象に、11月15日時点の景況を尋ねた。142社に郵送やインターネットで依頼し、88・0%に当たる125社から回答を得た。

景況判断BSIは、大企業が20・0と記録が残る平成18年以降で2番目に高く、中堅企業も17・9と過去最高。一方、中小企業は前期比1・6ポイント減のマイナス7・5で、規模別の差が顕著となっている。

また、従業員数が「不足気味」と答えた企業から「過剰気味」と答えた企業を差し引いた従業員数判断BSIは33・9で2期連続の上昇。34期連続で不足気味が過剰気味を上回っている。

一方、来年1―3月期の景況判断BSIは、マイナス7・2と減少に転じる見通し。津財務事務所は「米中貿易摩擦や原材料価格の高騰を懸念し、先行きに不透明感を抱く企業が多い」としている。