津高生 「紅白梅図屏風」鑑賞 実物大レプリカ間近で 三重

【「紅白梅図屏風」のレプリカを解説する小野教諭(右奥)=津市新町の県立津高校で】

【津】高校生が日本のびょうぶについて学ぶ美術の授業が11日、三重県津市新町の県立津高校であり、美術を選択する1年生が尾形光琳の「紅白梅図屏風」の原寸大レプリカを鑑賞した。

びょうぶの鑑賞は日本の美術に興味を深めてもらおうと担当の小野道宏教諭(59)がレプリカを所有する「MOAインターナショナルみえ」(津市)から借り受け昨年始めた。12日までで1年生78人が4組に分かれ授業を受ける。

11日は生徒18人と県内の美術教諭約10人が参加。生徒らはびょうぶが木と布と紙でできており風よけ、間仕切りなど実用的な働きがあるなどと教わった後、縦横約180センチの一対の同びょうぶを鑑賞。「右と左で木の若さが違う」などと印象を話し合った。

小野教諭はびょうぶを逆方向に曲げたり室内を暗くしてろうそくの光で見せたりし「凹凸を逆にすると絵の主役が変わる」「ろうそくが揺れると絵も揺れる印象」などと解説した。花村俊佑君(16)は「実用性があり角度も考えられていると知りびょうぶが好きになった」と感想を話した。