三重県と津市 加レスリング協と協定 東京五輪、事前キャンプで

【協定書に署名した鈴木知事(左端から2人目)とオセラチャン氏(同4人目)、前葉市長(同5人目)=津市北河路町のサオリーナで】

津市産業・スポーツセンター「サオリーナ」(三重県津市北河路町)で2年後の東京五輪に出場するレスリングのカナダ代表が事前キャンプを実施することが決まり、三重県と津市は11日、カナダレスリング協会と協定を締結した。県内で東京五輪の事前キャンプ決定は3例目。

サオリーナで協定締結式があり、鈴木英敬知事と前葉泰幸市長が出席。カナダレスリング協会からは、ハイパフォーマンス・ディレクターのルーカス・オセラチャン氏やリオ五輪レスリング女子75キロ級金メダリストのエリカ・ウィーブ選手らが参加した。

協定では、来年5月と2年後の東京五輪開催1カ月前にカナダ代表の事前キャンプを実施し、県と市が宿泊費や交通費を負担すると約束。鈴木知事と前葉市長、オセラチャン氏の3者が協定書に署名した。

鈴木知事は「津市で事前キャンプをしていただき、東京五輪で素晴らしい成績を残してほしい」と歓迎。前葉市長は「事前キャンプ地に選んでもらってうれしく思う。全力を尽くして準備したい」と述べた。

オセラチャン氏はサオリーナでの事前キャンプ実施決定の理由を問われると「世界的に見ても素晴らしい施設である上に、知事や市長が我々の要望を前向きに解決しようとしてくれた」と説明した。

サオリーナが津市出身でレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里選手にちなんだ施設であることを受け「このような名前の付いた施設で練習することは選手に良いインスピレーションを与えてくれる」と語った。