来年の朝日町長選 矢野氏が出馬表明 現職栗田氏が不出馬 三重

【三重郡】三重県朝日町柿の元会社役員、矢野純男氏(68)は7日、四日市市役所で記者会見し、任期満了(来年6月4日)に伴う朝日町長選挙に無所属で立候補すると表明した。町長選を巡っては、現職の栗田康昭町長(68)が4日の町議会本会議で、体調面を理由に不出馬を表明している。

矢野氏は主な出馬理由として、民間企業経営の経験を生かせる▽松下政経塾出身政治家とのネットワークを活用して迅速に課題解決できる―を挙げ、「行動力がセールスポイント。ここ10年で大変化を遂げた故郷をさらに良くし、子どもたちが将来戻って来たいと思える町をつくりたい」などと語った。

政策として、町民の「生命」と「財産」の保護が最優先テーマとし、築50年超の町庁舎を防災拠点として建て替えることを挙げたほか、子育てや教育など、子ども向けの諸対策を進めたいと述べた。

矢野氏は同町出身。九州大法学部を卒業後、新日本製鉄(本社・東京)に入社。昭和62年に松下政経塾に出向して政治専科を担当し、3年間、塾生に立候補のアドバイスなどをしていた。

平成15年に関連会社「テェイスト・ライフ」(同)に転籍となり、同17年から同28年まで同社の社長を務め、今年退職して朝日町に転入した。父の故豊さんは同町議を3期務め、同町功労者表彰を受けている。