伝統木版画128点一堂に 菰野町のパラミタミュージアム 浮世絵モダーン展 三重

【作品に見入る来場者=菰野町大羽根園のパラミタミュージアムで】

【三重郡】菰野町大羽根園のパラミタミュージアムで6日、企画展「浮世絵モダーン 深水の美人!巴水の風景!そして…」が始まった。浮世絵版画の復興を目指し、大正から昭和10年代までに制作、出版された「新版画」と呼ばれる伝統木版画128点を一堂に並べた。来年1月14日まで。24日―翌年1月1日は休館。

「女性」「風景」「役者」「花鳥」「自由なる制作」の5つのジャンルに分けて展示をし、美人画で知られる伊東深水(1898―1972年)をはじめ、風景画の名手とされる川瀬巴水(はすい)(1883―1957年)や吉田博(1876―1950年)などの作品が並ぶ。

初日のオープニングレセプションでは、作品を監修した町田市立国際版画美術館(東京)の滝沢恭司学芸員が「江戸の浮世絵とは違った時代の先端を映すような表現を、じっくりと見ていただければ」と話した。問い合わせは同ミュージアム=電話059(391)1088=へ。