シャープ亀山外国人作業員 雇い止めで県対策チーム 三重県知事会見

【定例記者会見に臨む鈴木知事=三重県庁で】

シャープ亀山工場(三重県亀山市)で働いていた日系外国人作業員が今年に入って集中的に雇い止めされた問題で、鈴木英敬知事は4日の定例記者会見で、離職者の実態を把握するため、雇用経済部と環境生活部の合同で3日に対策チームを立ち上げたと明らかにした。

県雇用対策課によると、県は3月と7月にシャープから雇い止めの報告を受けた後、離職者への丁寧な説明と再就職の支援について、同社を通じて下請けの事業所に要請していた。今回の告発を受けて確認が不十分だったとして、関係部局で新たに対策チームを設置した。

鈴木知事は「情報を得てからシャープを通じて(下請けの事業所に)要請していたものの、その後のフォローアップができていなかった上、関係部局を通じた取り組みができていなかった。必ずしも(対応が)十分ではなかった」と語った。

一方、雇い止めの規模がシャープからの報告では計約750人だったのに対し、作業員の一部が加入する労働組合「ユニオンみえ」(津市)が示した見解では約2900人と数字が乖離(かいり)していることについては「実態把握に努めたい」と述べるにとどめた。