車いす体験やパン食い競争 津で福祉運動会、270人交流 三重

【車いす体験をする参加者ら=津市一志町の一志体育館で】

【津】三重県津市一志町の一志地区社会福祉協議会(中川諭会長)は2日、同町高野の一志体育館で「一志地区福祉運動会」を開いた。町内の老人会や福祉作業所などから270人が参加し、競技を楽しんだ。

地域の高齢者や障害者らの健康増進と交流を図ろうと旧一志町時代から続く行事で25回目。

参加者はパン食い競争や大まりころがしなど8種目の中から事前に申し込んだ3種目に出場した。車いす体験では4班に分かれ、扱いに慣れず苦労しながらコーンまでを往復した。篠田真知子さん(68)は「久しぶりの人に会い皆でしゃべれる機会。年を忘れます」と話した。

市立一志中学校と私立一志学園高校の有志ボランティア計29人は競技の準備や応援に走り回り、昼食時には地元児童のチアダンスチームが演舞を見せた。
中川会長(70)は「若い世代が日頃接することのないお年寄りと触れ合う機会は福祉教育になる。先輩たちが築き一志の年中行事に定着した運動会を次の時代に送り届けたい」と話した。