10月県内求人1・69倍 2カ月連続で前月下回る、三重労働局

三重労働局が30日に発表した10月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・01ポイント下回る一・六九倍で、二カ月連続で前月を下回った。雇用情勢は前月同様「引き続き改善する中、求人が求職を大幅に上回って推移している」との判断を据え置いた。

有効求人倍率の全国順位は前回から一つ上げて12位。有効求人数は前月比0・5%(190人)減の3万8634人、有効求職者数は0・3%(70人)増の2万2873人。新規求人倍率は二・四一倍で、前月を0・14ポイント下回った。

産業別では、製造業(前年同月比15・4%増)や医療・福祉(13・0%増)の増加が目立った。その一方、サービス業は8・2%減で、派遣業が許可制に一本化された影響により前月に引き続き派遣事業所からの求人が減少した。県内に九カ所ある安定所のうち五カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は雇用情勢の判断を据え置いた理由を「有効求職者数が下げ止まっている状況で、有効求人数も平成29年度の水準との差が縮まってきているため有効求人倍率に大きな変化が見込めない」と説明した。