三重県内経済、4カ月連続回復 9月、生産落ち込みは一時的

県は30日、9月の県内経済情勢を発表した。「回復している」と4カ月連続で判断した。

台風による停電で稼働停止した事業所があったことから、生産分野は「増加基調にある」と11カ月ぶりに判断をゆるめたが、個人消費の判断は「緩やかに持ち直している」、雇用情勢は「着実に改善している」との見方を維持。生産分野の落ち込みは一時的なものとみて、経済情勢全体では回復していると判断した。

鉱工業や製造業の活動状況を示す鉱工業生産指数は前月より6・5%減の130・2となり、7月に過去最高を更新して以来、2カ月連続で下落。県内の主要3業種のうち、電子部品・デバイス工業と化学工業は前月を下回った。

消費分野では大型小売店の販売額が前年同月と比べ2・6%増の202億7700万円、コンビニの販売額は、県全店で5・9%増の136億7900万円。いずれも4カ月連続で前年同月を上回った。

新車登録台数は、前年同月比4・2%増の5645台で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。四日市市などでマンションの着工数が好調なため、新築着工数は14・5%増の1029戸。有効求人倍率は1・70倍で、前月を0・02ポイント下回った。