松阪市議会 百条委が業者尋問 集会所改築の補助金問題で 三重

【松阪】7年前の三重県松阪市下村町の自治会集会所改築に際し過大な補助金支出があった問題で、市議会が設けた百条委員会は28日、9回目の会合を開いた。自治会が高い工事金額で市に補助金を申請し、安い額で業者に支払った経緯を非公開で業者に尋問した。

百条委は「地区集会所建設事業補助金交付事務に関する調査特別委員会」(海住恒幸委員長、6人)。

自治会は工事に971万円かかったとして補助金の交付を申請し、市は480万円を助成したが、実際の工事代金は845万円だった。住民監査請求を受けた市監査委員が市に是正措置を勧告し、市は今年6月25日に自治会に対し本来の補助額との差額分に利息を上乗せした85万円を返還するよう命じ、自治会は過大分だけ返還している。

委員会散会後、取材に応じた海住委員長によると、業者は2通りの工事金額について、「971万円の工事費を圧縮してほしいと自治会に頼まれ845万円に下げた。自治会が自治会内で報告した後に補助金申請は修正されるものと思っていた」と答えた。