伊勢 石灯籠撤去あす完了 死亡事故受け作業 三重

【伊勢】三重県伊勢市で4月、県道沿いの石灯籠に路線バスが接触し、落下した上部の直撃を受けた男性が死亡した事故を受け、国、県、市が進めていた市内に残る石灯籠の撤去作業が29日に完了する。国などが27日、発表した。

石灯籠は、民間団体の「伊勢三宮奉賛献灯会」が昭和30年に寄付を募って建立。今年3月末時点で国道に99基、県道に329基、市道沿いに8基、市営駐車場周辺に84基残っていた。

死亡事故を受け、県と市は7月上旬までにそれぞれの管理下の石灯籠を撤去。国は今月29日、同市宇治浦田一丁目に残る高さ約4・5メートルの石灯籠2基を撤去し、全ての作業を終える。撤去した石灯籠の用途は今後三者で協議する。

死亡事故は4月14日午前9時55分ごろ、伊勢市楠部町の県道沿いで発生。路線バスが石灯籠に接触し、衝撃で落下した上部が近くを歩いていた男性=当時(81)=の頭に直撃した。