思いにじむ器や置物100点 半泥子廣永窯の教室生22人 「ギャラリー仙鶴」で作品展 三重

【来場者に教室生の作品を紹介する福森さん(左端)=津市東丸之内の「ギャラリー仙鶴」で】

【津】三重県津市東丸之内の「半泥子廣永窯」は27日、同所の「ギャラリー仙鶴」で陶芸教室作品展を開いた。同所で学ぶ40―80歳代の教室生22人の作品計約百点を展示している。12月2日まで。

廣永窯は津市出身の実業家で陶芸家の川喜田半泥子が同市分部に開き弟子を養成した窯場。同ギャラリーでは半泥子やまな弟子の坪島土平氏をはじめ陶工が制作した作品を展示販売するほか作陶設備を併設し平成27年から陶芸教室を開催。同窯の陶工、福森資さん(57)が指導しており作品展は2年ぶり2回目。

信楽や伊賀など中部地域の土と、約20種類の上薬を使って制作した日常遣いの器や置物などが並ぶ。呉須で繊細に絵付けした皿や、車模様の判を自作し愛孫のための器にあしらったカップなど作者の思いがにじみ出ている。

福森さんは「誰もが自由にやるところに妙味が出るもので、それは半泥子も皆さんも同じ。3年がたち皆さん個性が出てきている」と話していた。