
【四日市】三重県四日市市東邦町の三菱ケミカル四日市事業所(上南善生事業所長)は26日、地域住民を対象に「シニアパソコン教室」を開き、社員の清水尚代さんら4人が講師になって、オリジナル年賀状作りを指導した。26、27両日の教室に合わせて20人が受講。
同教室は地域貢献の一環として、21年前から子どもを対象に始め、18年前からはシニア向け講習も増やしてそれぞれ年1回開講している。
清水さんはプロジェクターを使い、はがきの縦横の設定からイラストや写真の挿入と配置、賀詞の書体、色、大きさなど、全体のバランスを整えて印刷、CDに保存するまでを、受講者らの進み具合を見ながら指導した。
受講者らは年賀状イラスト集から、亥年にちなんだイノシシや獅子舞などの図柄を選び、賀詞やあいさつ文を配置して、自分だけの年賀状を仕上げていた。同市川尻町の鈴木一行さん(61)昌子さん(59)夫妻は「昨年も教わったが1年たつと忘れてしまう」「夫婦一緒で楽しい」と話していた。