榊原温泉の魅力発信 東大の温泉サークル、駒場祭で模擬店 

【温泉コーヒーを提供する学生(奥)と来場者に榊原温泉の魅力を伝える前田会長(右)=東京都目黒区の東京大学教養学部で】

東京大学温泉サークルOKRは、三重県津市榊原町の湯元榊原舘の協力の下、23―25日の3日間、東京都目黒区の東京大学教養学部で開催中の駒場祭で、榊原温泉の魅力を伝えようと模擬店を出店した。

駒場祭は、例年延べ10万人以上が来場する全国有数規模の文化祭。

模擬店では、榊原温泉水で淹(い)れたコーヒーと、同地域なじみのななくりせんべいを販売。来場者は冷えた体を温かいコーヒーで温めようと列をなしていた。

また榊原舘の前田幹弘会長は買い求める来場者に同温泉のパンフレットなどを用いながら「古くから神宮参拝の際、身を清める湯ごりの地として有名です。榊原温泉にぜひおこしください」などと言い、魅力を伝えていた。

企画責任者の同大1年生、小林裕太朗さん(19)は、「首都圏の人にも興味をもってもらえるよう、枕草子で名湯の筆頭として挙げられていることに注目しビラを制作した。また寒い時期なので温泉と同じように温まってほしいと思い、コーヒーを販売しようと思った。温泉コーヒーはまろやかな風味でおいしい」と説明した。

前田会長は「学生はじめ若い人から家族連れまで多くの来場がある場でPRする機会をもらいありがたい。美人の湯としても人気なので、若い人にも足を運んでもらえればうれしい」と話した。

同サークルは、月2回程度温泉を巡り、成分を調べたり、入浴法について議論をし、温泉の魅力を発信している。また訪れた温泉地などと提携し文化祭などで魅力を伝えたりもしている。今回は、東京大学出身の前田会長の義兄による縁で実施につながった。