
三重県とみえ次世代育成応援ネットワークは23日、桑名市長島町西川地先の国営木曽三川公園カルチャービレッジ輪中ドームで、地域住民と参加企業・団体らが一体となり、子どもの育ちや子育て家庭を応援するメーッセージを込めたイベント「第13回子育て応援!わくわくフェスタ」を開き、親子連れら約4千人が参加した。
イベントを通じて地域全体で子育て支援をする機運につなげてもらおうと、平成18年から毎年開催。桑員地区では初めてで、これで県内全域での開催となった。
応援ネットワークは平成18年6月に設立。県内企業と地域団体が連携し、子育てに優しい地域社会づくりに取り組むネットワークとして約1560企業・団体が参加している。
オープニングでは、子どもたちやゆるきゃらが集まり、会場全体でキャッチコピーを宣言。鈴木英敬知事が「遊ぼう!学ぼう!体験しよう!」と呼び掛けると、皆で「笑顔いっぱいin桑員」と応じ、開幕した。
県内12企業が出展した「お仕事体験」があり、子どもたちが銀行業務や自動車整備、お店のレジ打ちなどさまざまな体験を行った。
ほかに、ヴィアティン三重の選手にサッカーを教えてもらうサッカー教室や地元民謡とダンスの披露、家庭教育支援として歯磨き教室などがあり、子どもたちや地域住民、参加企業がともに終日イベントを楽しんだ。