
イオンは23―25日、米国最大の商戦とされる「ブラックフライデー」の名前を冠したセールを実施する。三重県内の20店舗では22日に前夜祭セールがあり、大勢の買い物客でにぎわった。
米国では11月第4金曜日に小売り各社がセールを実施。販売店が黒字になることからブラックフライデー(黒字の金曜日)と呼ばれる。イオンは消費を喚起するため平成28年から本格的に導入した。
津市高茶屋小森町のイオンモール津南内のイオンスタイル津南では、食料品を詰め合わせた限定50セットのお楽しみ袋を販売。販売開始の午後4時前から来店客が列を作り、40分ほどで売り切れた。
23日からのブラックフライデーセールでは、黒(96)にちなんで黒色の家電を割安で売り出すほか、96円や960円の商品を取り扱う。23日は1日限定で紳士スーツを半額で販売する。
同店の折口開商品課長は「新しくできたイオンスタイル津南で(前身の)サンバレー時代のお客様も新たにお越しいただくお客様も、一緒にブラックフライデーを楽しみましょう」と来店を呼び掛けた。