漂着ごみ、アナタのカモ 三重県が啓発映像 23日から東海3県映画館で

【海岸漂着物問題のPR映像(三重県HPより)】

三重県は伊勢湾の海岸漂着物問題を周知するため、23日から東海3県の映画館4館で上映前に30秒間のPR映像「その海岸ごみ、捨てたのはアナタカモ!」を流す。これに先駆けて21日に県ホームページ(HP)でPR映像を公開した。

県は風や波で運ばれてきたごみや流木が伊勢湾沿岸に漂着していることを上流の住民に伝えて海岸漂着物を減らそうと、平成26―28年度に映画館で上映前にPR映像を流していた。今回、2年ぶりに約850万円をかけてPR映像を上映する。

PR映像「その海岸ごみ、捨てたのはアナタカモ!」は県からの委託を受けた広告代理店が制作。ほとんどがアニメーションで構成され、山や街から伊勢湾にごみが流れ着いていることを伝える。映像の最後では「あなたの手で、美しい海岸を守ろう。」と訴える。

県内では、来年2月21日までイオンシネマ鈴鹿(鈴鹿市)と109シネマズ明和(明和町)の2館の全スクリーンで上映。名古屋市のミッドランドスクエアシネマと岐阜県本巣市のTOHOシネマズモレラ岐阜でも今年12月6日まで人気作品の上映前に流す。

来年1月1日からは東海エリア限定で動画投稿サイト「YouTube」の人気上位の動画でも再生前の広告として配信する。

県によると、伊勢湾沿岸には年間約1万2千トンが漂着。流木のほか、ペットボトルやレジ袋などの家庭ごみも流れ着いている。