三重県議会 89億増額補正など提出 知事、進退に言及せず

【本会議で提案説明をする鈴木知事=三重県議会議事堂で】

三重県は21日に始まった県議会11月定例月会議に、89億5700万円を増額する一般会計補正予算案など40議案を提出した。鈴木英敬知事は任期満了(来年4月20日)まで半年を切ったが、次期知事選への態度には言及しなかった。

鈴木知事は4年前の同会議冒頭で知事選への出馬を表明したが、この日は県議会に発言の申し入れはなかった。提案説明では、3年後の三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)など将来的な行事を取り上げつつ、進退には言及しなかった。

鈴木知事は同会議中の本会議冒頭や来月20日の同会議最終日に進退を表明するとの見方が多い。一般質問で明らかにするケースも想定されるが、県議らは「〝県民党〟を掲げて当選した立場としては、特定の会派や議員の質問には答えないだろう」と見立てる。

提出議案は、県などが障害者雇用率の算定を誤った問題への責任として、鈴木知事の給料を削減する条例案を含む。一般会計補正予算は、来年9月を軸に終了するRDF(ごみ固形燃料)焼却・発電事業の参加団体に交付する補助金も盛り込んでいる。

本会議ではこのほか、平成29年度一般会計歳入歳出決算議案を44対3の賛成多数で認定した。岡野恵美議員(共産党、1期、津市選出)、山本里香議員(同、同、四日市市)、稲森稔尚議員(草の根運動いが、1期、伊賀市)が反対した。