走行車両の車検切れチェック ナンバー自動読み取り 三重県内で初の街頭調査

【可搬式ナンバー読取装置を使って車検切れを検査する職員=亀山市関町で(中部運輸局三重運輸支局提供)】

中部運輸局三重運輸支局は20日、三重県亀山市関町の国道1号線で県警などと合同で可搬式ナンバー自動読取装置を使用した車検切れ車両の街頭検査を県内で初めて実施したと発表した。

同装置は走行車両のナンバーを内蔵のカメラで撮影し、パソコン上のデータと照合することで車検の実施状況や自賠責保険の加入状況などを瞬時に把握することができる。従来用いられてきた車検証や車検標章(車検シール)の貼付を目視で確認する方法と比較して大幅な時間短縮や効率化を図ることができるとして、9月から全国10カ所の運輸局で導入された。

街頭検査は19日午後1時半から約2時間実施。県警や自動車技術総合機構、軽自動車検査協会と合同で実施し、801台の車両ナンバーを読み取り、うち1台に車検切れと自賠責保険切れを確認したため、運転者に警告書を出した。

同支局によると、平成29年度の街頭検査では63台の車検切れを確認したという。同支局の加藤正光首席陸運技術専門官は「無車検車の事故は被害者が大きな不利益をこうむることとなり、装置の導入は被害者保護の観点からも意義がある。今後も取り締まりに活用したい」と話した。