外国学生、紀南高で交流 御浜町の伝統「市木木綿」紹介 三重

【市木木綿と尾鷲ヒノキを使ってブックマークを作る生徒ら=御浜町阿田和の県立紀南高で】

【南牟婁郡】国内外の青少年赤十字メンバーが交流を深める青少年赤十字国際交流事業の一環として、バングラデシュとモルディブの学生四人が20日、三重県立紀南高校(御浜町阿田和)を訪れた。

同事業は日本赤十字社が主催。国際理解を深めることなどを目的に今年は国外から20カ国40人が来日した。県内では5泊6日の日程で、同町や熊野市、松阪市内のJRC(青少年赤十字)部がある高校などを訪れている。

この日は同校の生徒らと授業や工作などを通して親睦を深めた。生徒らは町の伝統織物「市木木綿」についてスライドショーを使って説明。現在は熊野市の向井ふとん店3代目の向井浩高さんが唯一の市木木綿職人であることや柔らかい肌触りが特徴であると紹介した。その後、尾鷲ヒノキと市木木綿を使ったブックマークを作った。

モハメッド・ヤマーン・ナティーズさん(17)は「日本の文化を勉強できて楽しかった」と話し、3年山本可奈美さん(18)は「言葉の壁があったが、町の伝統を伝えられたと思う」と述べた。