伊勢 古来の成人の儀式体験 皇學館大生が「元服式」

【烏帽子をかぶせてもらう学生=伊勢市神田久志本町の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市神田久志本町の皇學館大学で20日、成人になるための古来の儀式「元服(げんぷく)式」が開かれ、学生らが儀式を体験した。

小笠原流礼法31世の小笠原清忠さんが指導する「文化継承実習 礼法」の授業の一環。受講する神道学科と現代日本社会学科の1―3年生約20人が参加した。

男子学生は武士の装束「直垂(ひたたれ)」や「鎧(よろい)直垂」、女子学生は平安装束「水干(すいかん)」を身に着けて入場。1人ずつ、柳の木でできた五角形の台の上に乗り、年長者の「烏帽子親(えぼしおや)」から烏帽子をかぶせてもらい、杯を交わし成人を祝った。

現代日本社会学科2年の宮本昌郁さん(20)は「現代との違いを感じた。一足早い成人式を体験し、気持ちが引き締まる思いがした」と話していた。