ネット上で復活 「度会県」大阪で来月集い 〝県民〟増へてこ入れ 三重

【10月に東京で開かれた「度会県民の集い」(三重県提供)】

明治初期に三重県南部に存在した「度会県」をインターネット上に復活させた事業で、県は12月8日、架空の度会県民同士が〝現実世界〟で交流する「度会県民の集い」を大阪市のハローライフで開く。県民の交流イベントは10月の東京開催に次いで2回目。県民登録を開始してから3カ月が経過する中、関西圏在住の登録者が伸び悩んでいるため、イベント開催でてこ入れを図りたい考えだ。

県は移住や定住とは異なる形で地域住民と関わる「交流人口」を増やそうと、インターネット上で度会県を復活させた。8月20日から公式ホームページ(HP)で県民を募集。11月19日までに785人が登録し、うち82人は関西圏に住んでいる。

度会県民の集いでは、県南部で10―11月に開催した度会県民向けのイベントを紹介。度会町の若手農家らが来年1月12日に企画している米作り体験イベントについて説明する。参加者同士で交流する時間もあり、参加してみたいイベントを考えてもらう。

大阪での開催に先駆けて、県は度会県民の集いを10月13日に首都圏営業拠点「三重テラス」(東京・日本橋)で開催。関東圏に住む度会県民約30人が参加した。開催日の前後に関東圏在住者からの登録が増加し、これまでに194人が度会県民になっている。

県南部地域活性化推進課の担当者は関東圏に比べて関西圏在住者の登録が少ない理由を「関東よりも三重との距離が近く、ノスタルジーが湧かないのではないか」と説明。「大阪での度会県民の集いを機に、関西在住者の登録者も伸ばしたい」と語った。

大阪開催の度会県民の集いは午後1時半―同5時まで。定員20人(先着順)。度会県の公式HP(https://wataraiken.com/)から申し込む。問い合わせは同課=電話059(224)2192=へ。