津市 本年度一般会計予算、9億円増額補正 ブロック塀撤去費など 三重

【記者会見に臨む前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は19日の定例記者会見で、市内の住宅や事業所を対象としたブロック塀を撤去するための補助金など約9億円を増額する本年度一般会計補正予算案を発表した。公道に面したブロック塀の撤去を促すため、9月補正で創設したブロック塀に替わる生け垣の設置費を補助する制度との併用を検討しているという。26日に開会する市議会12月定例会に提出する。

市はブロック塀を撤去するための補助金として100万円を計上。撤去費の2分の1を10万円まで補助する。生け垣の設置費を補助する制度はブロック塀の撤去費が全額自己負担になるため活用が進んでいなかった。初年度は10件の利用を見込む。

補正予算案にはこのほか、障害者福祉サービスなどの利用者の増加を見込み、事業費約2億9200万円を計上。老朽化した橋南公民館を旧修成幼稚園に移転させるため、同園の大規模施設改修に向けた実施設計経費約600万円も盛り込んだ。

また、今回の補正予算案では、継続費に旧芸濃福祉センターの跡地に新設する「(仮称)芸濃こども園」の整備費7億8700万円を計上。市財政課によると、工事の発注などの準備に時間がかかるため継続費として設定し、来年度に全額支出する。

市は市議会に、補正予算案や人事院勧告に基づいて職員の給料を平均0・2%引き上げる条例改正案など計36件の議案を提出する。会期途中には、任期満了(来年2月20日)に伴い、市教育委員会の委員1人を新たに選任する議案を追加提出する予定。