高規格道路網の早期整備を 三重県知事、麻生財務相に要望

【財務省で麻生財務相(左)に要望書を手渡す鈴木知事(中央)ら(三重県提供)】

鈴木英敬三重県知事は19日、都道府県などでつくる「全国高速道路建設協議会」の副会長として財務省を訪れ、全国の高速道路などで構成される「高規格幹線道路網」(約1万4千キロ)の早期整備を麻生太郎財務相に要望した。麻生氏は「しっかりと国土強靱化に取り組む」と応じた。

要望書は「高規格幹線道路網は産業発展に資すると共に、国民の命を守る社会資本の要」とした上で、早期整備▽整備のスピードアップと開通時期の早期提示▽暫定2車線区間の4車線化―などを求めている。

鈴木知事はこの日、協議会の会長を務める尾﨑正直高知県知事と共に財務省を訪問。麻生財務相に要望書を手渡した。

鈴木知事は東海環状道について「輸送時間の短縮などで企業の生産性が大きく向上する」と説明。紀勢道についても「大規模災害時に大変重要な役割を担う幹線道路」と述べ、いずれも全線開通に向けた早期整備を求めた。

これに対し、麻生氏は「今後3年間で、しっかりと国土強靱化に取り組む。さらに、企業の生産性向上の観点からも高速道路網の整備に取り組みたい」と述べた。

鈴木知事は厚生労働省も訪問。消費税率引き上げによる増収分を里親支援などの社会的療育にも充てるよう、根本匠厚労相に求めた。根本氏は「要望の趣旨を踏まえ、社会的療育などを強力に進める」と述べた。