明和町長に世古口氏初当選、5新人乱立制す 新町議14人決まる 三重

【当選を喜ぶ世古口氏(右)=明和町山大淀の選挙事務所で】

【多気郡】任期満了に伴う、三重県の明和町長選(満了日12月11日)と町議選(同11月27日)は同18日、投開票された。町長選は無所属新人の元町課長世古口哲哉氏(51)=大淀甲=が大差で初当選した。

町長選は3期目の中井幸充町長(71)が勇退し、新人5氏が乱立。いずれも無所属新人の民泊業西井一博氏(72)=横浜市戸塚区上矢部町、元町議田辺泰宏氏(79)=新茶屋、元町課長中谷英樹氏(59)=佐田、元町議長辻井成人氏(61)=馬之上、の4人を制した。

世古口氏は山大淀の選挙事務所で支持者らと万歳三唱して喜び、「笑顔が輝く明るい和やかなまちをつくりたい。若さと行政経験を生かし、この難局に挑む」と抱負を述べた。

町議選は定数14に対し、現職12人、元職1人、新人3人の計16人が出馬。現職11人、元職1人、新人2人が当選した。公明、共産各1人の他は無所属。

投票率は町長、町議選とも前回比2・12ポイント増の65・45%だった。

当日有権者数は1万9143人(男9135人、女1万8人)。

◆「働く現役世代」 候補者の中で最も若く◆

3期目の中井幸充明和町長が勇退し、元町課長2人と元議長ら新顔5人が乱立した町長選は5人の中で最も若く、「働く現役世代の先頭に立つ」と訴えた世古口氏が制した。

上御糸地区から出馬した中谷、辻井両氏に対し、世古口氏は大淀地区を固め、自治労を中心に連合三重の支援を得て、大票田の斎宮、明星両地区での票の奪い合いでも一頭地を抜いた。

同町は松阪、伊勢両市のベッドタウンとして2万3千人を超える町に発展し、県内15町の中では3番目の人口規模。

国史跡斎宮跡を抱え、平成27年には斎宮寮庁を復元した史跡公園「さいくう平安の杜」が完成。同年には「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」が文化庁の日本遺産に選ばれ、情報発信や観光に弾みが付いた。

町制施行60年の節目。活力と観光資源に恵まれた町の運営に期待がかかる。

■明和町長選開票結果(午後9時45分結了)■
当7958世古口哲哉(51)無新
1908辻井 成人(61)無新
1519中谷 英樹(59)無新
484田辺 泰宏(79)無新
408西井 一博(72)無新

■明和町議選開票結果―定数14(午後10時結了)■
当1315髙橋 浩司(51)無新
当1147北岡  泰(62)公現
当1017江  京子(62)無現
当 981松本  忍(61)無現
当 964下井 清史(50)無新
当 866田邊ひとみ(57)共元
当 815中井 啓悟(44)無現
当 724奥山 幸洋(68)無現
当 712綿民 和子(62)無現
当 655伊豆千夜子(66)無現
当 639乾  健郎(68)無現
当 609阪井 勇男(77)無現
当 589山内  理(64)無現
当 543樋口 文隆(65)無現
489上田  清(74)無現
200小楠 次男(69)無新