テロを想定し合同訓練 三重県や県警、海保など16機関

【テロリストの乗った不審船の制圧訓練に当たる巡視艇=津市の津港伊倉津ふ頭で(津建設事務所提供)】

【津】三重県や県警、海保、港湾事業所など16機関で構成する津港保安委員会(委員長・幸阪芳和津建設事務所長)は16日、津市雲津鋼管町の津港伊倉津ふ頭公共岸壁でテロ対策を想定した合同訓練を開き、約110人が有事に備えた。

訓練は、陸上と海上の2段階で実施。陸上訓練では、津港に入港予定の外国船に「テロリストが潜伏している」という情報に基づき、警察や海保、税関や入管職員が合同臨検を実施。逃走する不審者を制圧するとともに、爆発物の処理などに当たった。

続く海上訓練では、外国船に潜伏していたテロリストが小型船で逃走する想定で、海保の巡視艇2隻と警察艇1隻による追跡や、相手からの射撃に対する正当防衛射撃の訓練などの流れを確認した。

津港危機管理担当官として津南署の天白修一署長は「年々増加する訪日外国人や東京五輪を控え、テロリストの入国が非常に懸念される。県内でテロが敢行されない保証は全くなく、各部署で訓練して練度を高めてほしい」と講評した。