23人公認、3人を推薦 三重県議選で自民

【記者会見で「県議会の過半数獲得」を目標に掲げる三ツ矢会長=津市桜橋2丁目で】

自民党は17日、任期満了(来年4月29日)に伴う三重県議選に立候補を予定する23人を公認、3人を推薦した。党県連の三ツ矢憲生会長は同日の記者会見で、県議会の過半数獲得を目指す考えを示した。

県連によると、公認を受けた立候補予定者のうち、現職は20人、新人は3人。推薦は、現職1人、新人2人となっている。亀山市選挙区(定数1)を除く16の選挙区で立候補を予定している。

亀山市選挙区は、現職の長田隆尚氏(能動、3期)が「純粋な無所属で取り組む」との意向を県連に伝えたという。県連は同市選挙区の対応について「今後の話」(中森博文幹事長)とするにとどめている。

一方、鳥羽市選挙区(定数1)では、非自民系会派の新政みえとの連携が目立つ現職の野村保夫氏(青峰、1期)を推薦した。「自民党の政策に同調するかを確認した上で推薦した」(三ツ矢会長)という。

この日、三ツ矢会長が津市桜橋2丁目の県連で立候補予定者らに公認証や推薦証を伝達。「なんとしても全員の当選を果たしたい。県政の新たな時代を切り開くという思いで臨んでほしい」と激励した。

三ツ矢会長は式後の記者会見で「全員が当選すれば過半数に届く。それを目指してしっかり戦う」と述べた。次期県議選の争点について「南海トラフ地震にどう備えるかということになる」との認識を示した。

県議会で複数の自民党系会派があることには「今のままで良いとは誰も思っていないだろう。本来の姿に戻ってもらうのが良い。政策面で違いがあるわけではなく、いずれ固まるのではと思う」と述べた。

自民党は平成27年4月の前回県議選で26人を公認したが、現職の3人を含む5人が落選し、当選は21人にとどまった。一方、旧民主・連合系の候補者は23人全員が当選している。

自民党の公認・推薦候補は次の通り(敬称略)

◇公認

【現職】中川正美(9期、伊勢市)西場信行(9期、多気郡)山本教和(8期、志摩市)山本勝(5期、桑名市・桑名郡)水谷隆(4期、いなべ市・員弁郡)前野和美(4期、津市)中森博文(4期、名張市)青木謙順(4期、津市)中嶋年規(4期、志摩市)津田健児(4期、四日市市)服部富男(4期、三重郡)奥野英介(3期、伊勢市)小林正人(3期、鈴鹿市)村林聡(3期、度会郡)東豊(2期、尾鷲市・北牟婁郡)石田成生(2期、四日市市)大久保孝栄(2期、熊野市・南牟婁郡)木津直樹(1期、伊賀市)野口正(1期、松阪市)田中祐治(1期、松阪市)

【新人】山本佐知子(桑名市・桑名郡)小林貴虎(津市)川野伸也(伊賀市)

◇推薦

【現職】野村保夫(1期、鳥羽市)

【新人】山崎博(四日市市)後藤光雄(鈴鹿市)