卓球五輪メダリスト、伊藤美誠選手とラリー 紀南高で650人交流

【参加者とラリーをする伊藤選手=御浜町阿田和の県立紀南高で】

【南牟婁郡】リオデジャネイロ五輪卓球女子団体銅メダリストの伊藤美誠選手を招いたイベントが17日、県立紀南高校(御浜町阿田和)体育館であり、公募に応募した県内外からの約650人(主催者発表)が参加して、伊藤選手との交流を楽しんだ。

同校同窓会や南牟婁郡卓球協会らでつくる実行委員会(戸地功実行委員長)が主催。同校OBで日鉄住金物流卓球部の杉井孝至監督が伊藤選手と親しいことから、実現した。

同校の生徒会役員が司会を務め、伊藤選手は拍手とともに登場。質疑応答では、生徒が「卓球をする上で一番大切な能力は何か」などと質問。

伊藤選手は「体幹や軸が大切。あとは楽しむことを第一に考えて練習や試合をしている」と答えた。また、東京五輪への抱負として「個人戦も団体戦も優勝して二つの金メダルを持って帰ること」と述べた。

会場では杉井監督が解説しながら、伊藤選手と松下海輝選手(日鉄住金物流)が模範演技をした。伊藤選手が「美誠パンチ」や「逆チキータ」を披露すると、観客からは歓声が上がった。その後、抽選で選ばれた40人が伊藤選手とラリーをして交流した。

ラリーの体験をした和歌山県立新宮高校卓球部の二年風間一誠さん(17)は「緊張した。球の威力や正確さなど、世界を経験している人は違うなと思った」と感想を話した。

伊藤選手は終了後、記者団に「応援してくれる方と普段は触れ合う機会が少ないので、たくさんの方と交流ができて光栄でした」と語った。